現行ミニマルシンセ・シーンにおいてサウンド面とデザイン面で多大なる影響力を持つ、NYを拠点に活動しているミュージシャン/デザイナーJean LorenzoのプロジェクトSilent EMが、待望の1stフルアルバム「The Absence」をリリースしました。

彼のトラックは、幻滅、宗教的見解への失望、戦争、そして失われた愛のユートピアのテーマを探ります。 80年代のフランスのコールドウェイブとポストパンクに影響を受けたサウンドで、今までに2つのカセットテープと2枚の7inchシングル、そして彼の盟友Ortrotasceとのスプリットアルバムをリリースしてきました。

今回リリースされた「The Absence」では、InhaltMatia Simovichがアルバムのミックスを担当し、スタジオを提供しています。更にコンセプトワークには、レーベル/レコードストアのDisko Obscuraが参加したというシーンを追っている人ならば興奮せずにはいられないラインナップです。勿論、アートワークや全体のプロデュースは、Jean Lorenzo本人によるものです。

Wraith

アルバムから「Wraith」のMVが公開されています。オリジナル10年代初期コールドウェイブの雰囲気は残しつつ、絶妙なシンセの音色と疾走するドラムマシンサウンドのブレンドが絶妙で、さすが現行シーンの黎明期から活動していただけあると頷ける快作です。

Order Here

「The Absence」は、Silent EMのBandcampとDisko Obscuraのサイトでオーダーを受け付けています。Fire Variant VinylとStone Variant Vinylの2タイプのフォーマットで、それぞれ250枚のリミテッドエディションとなっています。インフォメーションでは、8月5日頃に発送予定とのことです。

シーンで活躍しているVoid VisionNina Beliefのマーチャンダイズは全て彼によってデザインされています。またXarah DionSecond Stillなどのアルバムアートワークを手掛けたのも彼なのです。現行ミニマルシンセ・シーンにおいて間違いなくキーパーソンである彼の1stアルバムは、今年リリースされる作品の中でも特に重要な一枚になるので絶対にチェックしておいてください。

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